ヘルシー用語辞典
気になるワードの意味がわかる
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9月紙面掲載
AGEs
過剰な量のたんぱく質と糖が熱で結合して生成される、細胞や臓器の炎症を引き起こす物質。AGEsが蓄積すると肌や骨、血管などの老化が進み、さまざまな病気の原因となる。AGEsの産生を防ぐためには、食後の血糖値上昇を抑える対策が有効。
ルビコン
細胞が自らのたんぱく質をリサイクルする、「オートファジー」の働きを抑制するたんぱく質。加齢とともにルビコンが増加し、老化や病気につながることが分かってきた。ルビコンの動きを抑え、老化による疾患などを予防する研究が注目されている。
一酸化窒素(NO)
血管内で産生され、血管を広げる作用がある物質。運動をして血流を良くすると、NOの合成が促されることが分かっている。少し汗ばむ程度のウオーキングやスロージョギングといった有酸素運動を習慣にするのがおすすめ。